チャンスを得て少し働きもすれば意識も変わる。そう思ってた時期が僕にもありました。
でもね、人間の本質なんて多少の感動と多少のお金じゃ変わらないんですよ。お金を使う頻度こそ激減したけど。
チンさんも実際お金にルーズな方で、支払いあっぷあっぷな時期もあった。
そういう時はたいてい、お互いの財布と借金を助け合おうってなってた。これはそう決めて始まったわけじゃなくて、なんとなく始まってた。かずまらがお金が足りないときはチンさんが貸して、チンさんが支払いに間に合わないときはかずまらが振り込む。
何気なくこういうことを繰り返していて、更には超遠距離ノリ打ちパチンコなんかもやってた。(北海道と愛知でノリ打ち)
普通の感覚なのかわからないけれど、僕たちはこの間(というかこの記事を書いている今も)顔を合わせたことはない。
彼女よりLINEを送り合うぐらいにはなっていた。ふざけて寝起きの写真を送り合うぐらい、外部から見たら少しゲイっぽいかな、と今なら思う。
それでも何故だろうね。この人は信用出来ると思ったんだよ。ちなみに人を見る目は無い。チンさんに怒られるぐらいには無い。
でもチンさんもきっとこのときぐらいから思ってはくれていたと思う。なぜか信用出来るかもしれない、って。
お互いの彼女も紹介しあった。でも顔は合わせてない。
それなのにお金のやり取りはし続けた。何かビジネスやろう!何か投資しよう!ハイエナしにいこう!!
「全部折半ね!」
僕たちの決め事だった。どんな報酬でも折半。お互いを助け合う流れが完全に出来上がってた。
チンさんが校正するから消されてしまうかもしれないけど、家族以上に一生付き合っていくんだろうな、って今は思ってる。
まあだいたい1年ぐらいこんな感じで過ごした。もうちょっと頑張ればよかったとは思う。
人間過去を振り返っても仕方ない。前を向こう。人生は楽しい事の連続だぜ!
・財布と借金を助け合う中で(ミヤモトさんside)
たぶん彼はこの辺で完全に仕事をしなくなっています。時系列的にもうちょっと早いかもしれないけど。